赤い羽根
赤い羽根共同募金について
■共同募金の意味と歴史
赤い羽根共同募金は、第2次世界大戦後の1947(昭和22)年に、市民が主体の取り組みとしてスタートしました。当初は戦後復興の一助として、戦争の打撃を受けた福祉施設を中心に資金支援する活動によって、その機能を果たしてきました。
その後、『社会福祉事業法』(2000年社会福祉法に改正)を基に民間の社会福祉の推進のために活用されてきました。
社会が大きく変化した今、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を支援するしくみとして、また、市民のやさしさや思いやりを届ける運動として、市民が主体になって運動を進めています。
赤い羽根共同募金は、市民自らの活動を応援する、『じぶんの町を良くするしくみ』です。
共同募金運動は10月1日~12月31日までの期間行われますが、1月1日~3月31日の期間にテーマ型募金(地域や解決したい課題や使い道(テーマ)を明確にし、その課題解決に向けた募金活動)を実施している地域もあります。
■共同募金のしくみ
共同募金は、地域ごとの使いみちの額を事前に定めて、寄付を募るしくみです。これを「計画募金」と呼び、「助成計画」を明確にすることで、みなさまからの理解協力を得やすくしています。また、助成計画があるからこそ、1世帯当たりの目安額などを定めて募金を集めることができます。もっとも、寄付は自由意志に基づくものですから、目安額はあくまで目安に過ぎません。みなさまからのご理解・ご協力をお願いしております。
※地域によってその額や方法に違いがあります。